
編集者の企画力と丁寧な仕事に感動
投稿者歯職人2018年1月30日
戦前の1937年に岩波書店より出版され、読み継がれてきた吉野源三郎さんの「君たちはどう生きるか」を、新たな形で次の世代に引き継ぐため、他社のマガジンハウスの企画立案者編集者が、漫画と小説の同時出版を思い付き、実現化したその力に感動します。
このマガジンハウスの小説版は、表紙に漫画版のキャラクターを時代背景が見えてくるように活かし、訴求を試みている。同時出版が生む効果が広がることを願います。
是非、マガジンハウスの漫画版と小説版、そして岩波版を読み比べていたただければと思います。
https://www.amazon.co.jp/君たちはどう生きるか-吉野源三郎/dp/4838729464/ref=cm_cr_arp_d_product_top?ie=UTF8
君たちはどう生きるか 単行本(ソフトカバー) – 2017/8/24
吉野源三郎 (著)
価格 ¥1,404(本体¥1,300)
マガジンハウス(2017/08発売)
サイズ B6判/ページ数 304p/高さ 19cm
内容説明
貧困、いじめ、勇気、学問…。今も昔も変わらないテーマに、人間としてどう向き合うべきか。時代を超えた名著、新装版で再び。
目次
1 へんな経験
2 勇ましき友
3 ニュートンの林檎と粉ミルク
4 貧しき友
5 ナポレオンと四人の少年
6 雪の日の出来事
7 石段の思い出
8 凱旋
9 水仙の芽とガンダーラの仏像
10 春の朝
著者紹介
吉野源三郎[ヨシノゲンザブロウ]
編集者、児童文学者。1899(明治32)年~1981(昭和56)年。雑誌『世界』初代編集長、岩波少年文庫の創設にも尽力(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
「人間としてどう生きればいいのか、楽しく読んでいるうちに自然に考える仕掛けが満載だからです。これは、子どもたちに向けた哲学書であり、道徳の書なのです」時代を超えて読み継がれてきた名作が、漫画化を機に、読みやすい大型サイズで新装版で刊行!!【コミックス同時発売】